リチャードジノリのイタリア陶磁器
こんにちはボンドです。久しぶりのアップです。
皆さんは、どんなXmasを過ごされましたか?
ボンドの家では、24日夜、ささやかながら家族3人と一匹(柴犬福)でパーティを楽しみました。
スーパーで買ったオードブル盛り合わせ、チキン、ケーキを食べ、事前に買っておいたシャンパーニュで乾杯しました。
12月ともなると、色々な歌番組がTVで放送されますが、今年バズッタ曲100選とか見ていると、色々なメロディーライン、歌詞などがあり、それを支持するファンも多様化していることがわかります。
私、ボンドのブログで時折紹介する陶磁器も、消費者の好みの多様性を考えて、様々なメーカーのものを紹介しています。皆さんは、どの陶磁器が好きですか?
素敵な陶磁器を使ってコーヒー、紅茶を楽しむと、その場が一挙に華やぎますよね。
そしてイメージもどんどん広がりますよね。
今回のブログでは、イタリアの総合陶磁器メーカーのリチャードジノリを紹介したいと思います。
◎この記事の目次
1.リチャードジノリの歴史
2.現在はグッチの傘下
3.代表作
□リチャードジノリの歴史
1735年、トスカスーナ大公国のカルロ・ジノリ侯爵が自領のドッチア(フィレンツェ県)で創業を開始しました。しばらくしてジノリ侯爵は、自ら研究してヨーロッパでは3番目、イタリアでは初の白磁を完成させました。
このようにリチャードジノリは、ルネサンスの中心都市だった花の都フィレンツェで生まれましたが、イタリアをはじめ多くの貴族達に愛用されました。
余談ですがボンドは、フィレンツェに旅行したことがあり、丘から望む市街の全景と、ウフィッツィー美術館で観たボッテチェリ作の絵画「ビーナスの誕生」が特に印象に残っています。
1896年、ミラノのリチャード製陶社と合併し、現在のリチャードジノリとなりました。
1956年、イタリア陶磁器会社と合併し、イタリア最大の陶磁器メーカーとなりました。
□現在はグッチの傘下
近年、多額の債務による経営難に直面し、2013年、イタリアのフィレンツェ裁判所は、リチャードジノリに対して破産宣告を行いました。
同年、グッチがリチャードジノリに対して、1300万ユーロ(約16億円)で買収を提案したと報道されましたが、その後、買収が承認され、グッチの子会社GRG S.r.l.(グッチリチャードジノリ)となりました。
□代表作
・ベッキオホワイト
リチャードジノリの最古の代表作として、現在も人気が高いシリーズです。なお、ベッキオとは「古い」という意味です。
重厚なバロック様式の格調高いレリーフが特徴です。
・イタリアンフルーツ
1760年ころ、トスカーナのある貴族の、別荘で使用する食器として作られました。
宝石のような果物の絵柄が、繊細かつ新鮮なタッチで可憐に描かれており、現在でも人気の高いシリーズです。
・アンティックローズ
可憐な薔薇の絵柄と緑色の葉とのコントラスト、ローズピンク色の愛らしい縁取りが特徴です。
・オリエントエクスプレス
優雅な豪華列車として知られるオリエント急行の車内で使用されている食器です。
白地にブルーでVSOE(Venice Simplon-Orient-Express)のデザインされた字が描かれているほか、王冠も描かれています。
ベッキオホワイトのほか、優雅で繊細なタッチのシリーズ群が印象に残るね。上品でハイクラスなテーブルウェアだと一目で分かります。柴犬福も欲しいな、ワン🐶
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