ウィーンの薔薇Sが人気ヘレンド｜柴犬福のビバ消費生活

ウィーンの薔薇Sが人気ヘレンド

こんにちはボンドです。今回はハンガリーを旅行した時のことについて書いてみました。

ボンドは、その昔、地元のホテルで開催された、ハンガリー大使館主催の友好の夕べのパーティーに、ワイフと一緒に参加したことがあります。
大使館勤務のハンガリー人シェフが作った、ビーフシチューのようなハンガリーグヤーシュに舌鼓を打ち、甘くておいしいトカイワインを痛飲し、ハンガリーのデザートケーキの美味しさに驚いた思い出があります。
(飲食テーマだけですみません😂)

すっかりハンガリーのファンになったボンドは、しばらくしてワイフと一緒に、中欧の旅のパックツアーでハンガリーを旅行しました。

ハンガリーは、観光資源に恵まれた国です。
首都のブダペストには、ドナウ川を見下ろす小高い丘にあるブダ城、ヨーロッパ最大の温泉のセーチェーニ温泉、ハンガリー・ブダペストのシンボルとも言われるセーチェーニ鎖橋、漁夫の砦、ライトアップされた国会議事堂、英雄広場、ゲッレールト温泉など、枚挙にいとまがありません。

それから世界最初の電気式の地下鉄(1896年開通)が、ハンガリーのブタペスト地下鉄だったことには驚きました。ハンガリー恐るべしです😊。

心地よい夜風に吹かれながら、オペラを聞いてシャンパーニュに酔いしれたドナウ川のナイトクルーズ、ゲッレールト温泉のアールヌーヴォー様式の室内装飾や、プールのような入浴施設の美しさが、特に印象に残っています。

夫婦で水着を着て入浴したゲッレールト温泉では、ボンドのワイフがヨーロッパの奥方よろしく、係の人から敬意を込めてマダムと呼ばれたことなどを今も覚えています。

また、このツアーではオーストリアのウィーンも訪れました。
トラム(路面電車)や、映画「第三の男」で有名な大観覧車にも乗りました。

また名物ケーキのザッハトルテを食べ、野趣満点なホイリゲ(居酒屋)「マイヤー・アム・プファールプラッツ」では、ブドウのつるで覆われた棚の下のテラス席で、ビールやワインを飲みました。
この時飲んだビールは、生涯最高の美味しさで忘れられません。オーストリアのビールがこんなにおいしいとは意外でした。このホイリゲは、かつてベートーヴェンが住んでいたことでも有名です。

なおウイーンでは、モーツアルトの生誕を祝う記念コンサートが、マリアテレジアの居城だった、幸運を招くマリアテレジアイエローの壁が特長の、シェーンブルン宮殿内の一室で開催され、ボンドはワイフと一緒に参加しました。

音楽演奏の素晴らしさもさることながら、幕間でグラス片手に中庭に繰り出した、大勢の紳士淑女の談笑の様子が今も脳裏に焼き付いています。シャンパーニュやワインを飲みながら、幕間の短い時間、音楽の話や世間話などに興じていたのでしょう。スーツ姿やドレス姿の男女があやなすその光景は、上質な大人の世界を垣間見るようでした。

印象深い旅行だった「中欧の旅」でしたが、旅行のお土産にも最適な、ハンガリーが誇る世界的に有名な、磁器製テーブルウェアメーカーの「ヘレンド」を紹介したいと思います。
ヘレンドでは、カップ&ソーサーなどのテーブルウェアのほか、置物、人形、インテリア小物なども生産・販売しています。

ヘレンドは、1826年にハンガリー国内のヘレンド村で創業されました。当初はハンガリーの貴族が顧客であり、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の庇護も受けました。
そしてヘレンドの飛躍は、ロンドン万国博覧会(1851年)やパリ万国博覧会(1867年)などの世界万国博覧会関連で、世界的に認められたことがきっかけだそうです。

そのヘレンドの人気シリーズに、「ウィーンの薔薇シリーズ」があります。その昔、ウィーン窯で制作されていた絵柄を、皇帝の名によりヘレンドが引き継いだ逸品です。白地に可憐なピンク色の小さな薔薇があしらわれています。
なお「ウィーンの薔薇」は、ハプスブルク家のオーストリア皇帝フランツ・ヨゼフの妃、エリザベートに愛された絵柄とのことです。

ヘレンドの特長として、造形や絵入れの工程が手作業で行われているほか、中国文化の解釈と模倣である「シノワズリ」の商品群もあります。
またウィーン貴族のロスチャイルド家の食卓で使われた「ロスチャイルドバード」も商品化されています。

ヘレンドのカップ&ソーサーは、華麗で繊細な絵柄が特徴だね。いつかは欲しいな、ワン🐶
テーブルウェアを新調すると、これからのパーティーシーズン、その場が一層華やかになるね、ワン🐶

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